今回取材をさせていただいたのはなんとアルゼンチンから移住してこられたご家族です!
ピポさん(夫)順子さん(妻)と二人の息子の4人家族。
今日は奥様の順子さんにお話を伺いました。
(順子さん)
私たちは昨年(2019)の7月に移住しました。
移住したら農業がしたいと思ったので自然豊かな県北で家を探していました。その中でも高千穂町は父の実家ということもあり、何度も訪れていたので馴染みがありました。
そして高千穂町で紹介してもらった1件目が今住んでいるところです。
(高千穂の自宅周辺)
自然豊かなところでのんびりと暮らしたいと思っていたのでここに住むことができて満足しています。
私達の住んでいたアルゼンチンの家も山間部で、小さいけど観光地として成り立っているまさに高千穂のような町でした。
(アルゼンチン エルボルソンの風景)
(現地で出会った人たちと)
Q実際に高千穂に住んでみてどうですか?
そうですね〜
特に人が暖かい!アルゼンチンは都会田舎に関係なく割と個人主義的なところがあったので、ここにいると周りの方々が何かと気にかけてくれるところに暖かさを感じています。
Q旦那様のピポさんは言語の壁など感じることはなかったですか?
もちろん言葉が通じない場面はありますが、だからといって疎外感を感じたり自分がいわゆる「外国人」だという孤独感などは全く感じません。というのも、ここの人たちが「外国人」とか関係なく普通に接してくれること、通じなくても一生懸命日本語でジェスチャーで伝えようとしてくれることその気持ちがとても嬉しいです。
(高千穂で弓道を習うピポさん)
Q世界各国から高千穂町への移住者が増えればどうなると思いますか?
様々な文化、習慣が混ざって面白いですね。もちろん伝統文化を大切にし、美しい日本語を話せることも大事ですが、田舎でも多言語が飛び交う環境が普通になれば外国人移住者にとっても住みやすくなるのではないでしょうか。
(町内での国際交流の様子)
余談ですが、、、世界的にみて日本人男性はシャイっていうじゃないですか。それって日本人しか見てないからしょうがないと思うんですよ。グイグイくる国籍の人もいるので、そういう環境にもっと刺激を受けた方がい良いんじゃないかぁ〜なんて思ったり笑
Q現在の高千穂町での農業を通じてこれからやってみたいことなどはありますか?
現在、農業研修生として様々なノウハウを学んでいます。今年からハウス栽培を始めたいなと思っていて、ビール作りにも興味があります。
また、新規就農希望者の為にできることは無いかと考えています。
世界各国から就農希望者はたくさんいるけど、情報は手に入ってもいざ行動となるとVISAの関係で手続きがややこしかったりして諦めてしまう人たちも実際にいました。
ゆくゆくはそのような人たちを支援できれば良いなと思っています。
今回はアルゼンチンから高千穂町に移住されたご家族へインタビューをしましたがいかがでしたか〜?
アルゼンチン出身のピポさんの経歴がまた面白い・・・
幼少期、家出をくり返し12歳の時に新しい家族と出会い「ここで生きていく」と決意。幼いながらも大きな人生の選択をした彼の波乱万丈な人生。。。
さらっと紹介するのは勿体無いくらいドラマチックな人生を語ってくれました!
それはまたどこかで紹介できればと思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
この記事を書いた人
高千穂町地域おこし協力隊
山口梨奈
特技 英語、フィリピン語
好きな食べ物 ハンバーグ、麻婆豆腐、あんかけ焼きそば
高千穂町のオススメスポット 尾橋渓谷からの壮大な景色
好きな高千穂弁 「やおいかん」