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  • ジャスミン

【第2回】教えて!高千穂のお姉さん!


今回取材をさせていただいたのは

高千穂町役場 企画観光課

広報係 佐藤絢砂さん

高千穂町出身 

大分の大学に進学し

熊本の化粧品メーカーに就職

その後、高千穂にUターン

現在に至る。

今回はUターンで地元に帰ってきて働く人のキャリアについて考えます!

今、もしくはゆくゆく地元に帰りたいけどどんな準備、心構えでいたら良いのだろう。。。

と悩んでいる学生や社会人に是非参考にしていただきたいと思います。

(ジャスミン)

よろしくお願いいたします。

(絢砂さん)

よろしくお願いいたします!

絢砂さんは民間企業と公務員を両方経験されていますが

転職した当初に感じた違いなどはありますか?

はい、

民間でも行政でも入社、入庁したら

新人研修というものがあるのですが

その中身が全く違いましたね。

というと??


企業によって研修のやり方は色々かと思いますが

私が勤務していた会社では半年間にわたり業務上の

ノウハウをみっちりと学ぶ期間が与えられました。

行政の場合、新人研修という形はあるもののどちらかというと

日常業務をこなしながら覚えていくというスタイルだと感じました。

なるほど、新人教育の仕方が違ったのですね。

そのスタイルだと大変そうに思えますが、実際のところどうでしたか?

そうですね〜確かに最初のうちは大変でした。

自力でなんでも調べようとしていました。でも周りの人は優しいですし、

聞いたら教えてくれるので新人の時は特にためらわずに

先輩を頼って相談した方が良かったのかなと今は思います。

周りを頼る大切さを学ばれたんですね。

また、前職で培ったノウハウが今に活かされてるなと

感じていることはありますか?

前職はオペレーターをやっていたのですが

電話接客で相手の表情が見えない分、

一つ一つの言葉の背景にどんな意味が込められているのか

毎回考えながらお客様対応をしていました。

今も、町民の方の言葉の表面上の意味だけでなく、

なぜそんな風に思われているのか、どんな想いからの言葉なのか、

考えるクセがついています。

言葉から相手の求めていることを想像して考える・・・

なかなか簡単には習得できないスキルですよね〜

そうですね、なので前職では顔が見えない接客の難しさを痛感しました。

だからこそお客様と分かり合えた時はとても嬉しかった思い出があります。

現在、絢砂さんは町の広報係として活躍されていますが

その上で大事にしている思いなどはありますか?

大事にしていること・・・

「頑張っている人を後押しする広報活動」ですかね。

頑張っている人を応援したいという気持ちは強いと思います。

また、高千穂の魅力を再発掘し、後世に残していきたいです。

自分も含め、高千穂の人でも知らない高千穂の魅力が

まだまだたくさんあるんだなぁと日々実感しています。

絢砂さんが撮影した高千穂の美しい風景の数々・・・✨

↓こちらは、絢砂さんがフォトコンテストで入賞した時の受賞作品です。

広報係として撮った写真の中で最も感銘を受けた出来事:高校生の高千穂峡清掃活動

「自発的に高千穂のために何かしたいと考え、提案し、実行した行動力には驚きましたし、高校生のその気持ちが本当に嬉しかったです。」と絢砂さん。

高千穂に帰ってきて(Uターンというキャリアを選んで)良かったと思いますか?


高校卒業時は二度とこんな町に戻ってくるか!と正直思っていましたが、

今はよかったと思っています。

一旦外に出たからこそ高千穂の魅力を再発見できましたし。

県外どこに行っても「高千穂って良いところだよね」

と言われるので、毎回誇りに思いますね。

確かに、外に出ると改めて高千穂の知名度の高さを実感しますよね。

絢砂さんが帰ってきて、ご家族、地域の方々は特に喜ばれたことだと思います。周りの反応はいかがでしたか??

もちろん家族は喜んでくれました。

さらに、私の住んでいる地区の集まりに参加すると、それだけで周りから褒められますね。「こういうのに出てきて偉いね〜」と。

集落において若者は貴重な存在だということを改めて感じる瞬間でもあります。

確かに、こんなことで褒めてくれるの?喜んでくれるの?

という瞬間ってありますよね〜

若者がその場にいるというだけで、活気が出るということも・・・!

最後に、これから町外の学校に進学する後輩や、外で活躍されている方々に向けて伝えたいことなどあればお願いします!

せっかく外に出るのならば色々な人と積極的に関わって

視野を広げていってほしいですね。

訪日外国人や労働者も増える環境の中でこれまでの

日本の常識だけでは通用しなくなる状況が起きています。

多くの価値観に触れ多様性を受け入れ、様々な視点から物事を考えることがこれから必要になってくると思っています。

私自身これからも広報係として頑張っている全ての人を後押しできる存在でありたいです。

皆さんのご活躍を応援しています!!

さのぼり(田植えが終わった後の五穀豊穣を願う宴会)取材時に広報係として地域の方々に挨拶をする絢砂さん。

絢砂さん自身も町外でたくさんの方々と触れ合う中で吸収し、学んできたことを今、まさに地元で活かしているのですね。

これからもご活躍を期待しています!

佐藤絢砂さん、本日はありがとうございました!!

大阪で開催された高千穂フェアにて。

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