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  • 執筆者の写真ジャスミン

高千穂に相撲あり


日本の国技といえば相撲である。

そして、相撲のルーツは、 天孫降臨の前に行われた「国譲り」において武甕槌命(タケミカズチノミコト)と建御名方命(タケミナカタノミコト)が行った力競べとされており、つまり、高千穂と相撲は密接な関係にあるといってよい。

実際、槵觸神社には土俵があり、毎年、奉納相撲や赤ちゃんのうなり相撲が行われているほど、相撲の文化が根付いている。

さて、そんな高千穂だからこそ、町民の間でも相撲が盛ん。 その実力も折り紙つき。 なんと、先日(2016年6月5日)行われた、宮崎市のKIRISHIMAツワブキ武道館で、宮崎県民総 合スポーツ祭が開催され、相撲の部に西臼杵を代表して高千穂町から2団体(青年の部・一般の部)と個人戦に有志が出場し、一般の部・優勝、青年の部・準優勝、個人戦・準優勝(堀 慎太郎五段 高千穂高校教諭)という快挙を成し遂げた! すごい!! 今回は、メンバーを代表して興梠卓也さんにインタビューを行いました。 Q:優勝した時の気持ちを教えてください A:昨年は団体戦 一般の部で準優勝という悔しい思いをしたので、今回、無事優勝旗を手に することができて、とても嬉しく思っています。 また、今年は私と堀先生が町から相撲で表彰もいただきましたので、期待されているのも感じ ました。 会場には高千穂の体育協会の会長や、多くの友人たちも応援に来てくださったので、みっとも ない姿は見せられないと、一層力が入りました。 皆さんの応援があったからこその優勝だと、本当に皆さんには感謝しています。 Q:相撲に興味を持ったきっかけは? A:相撲に興味を持ったのは中学校の頃、図書館で本を読んでからです。その魅力に取りつかれ、その後は福岡まで相撲を見に行ったり、独学で練習を重ねてきました。特に、毎年開催される槵觸神社の相撲大会は、中学校一年生のころから毎年必ず出ています。学生以外で相撲を行っているのは実質自分だけですので、宮崎県の高校生の相撲の合同練習にも参加したりもして研鑽を重ねてきました。 Q:理想の力士は? A:千代の富士です。自分が相撲の魅せられたきっかけの力士ですし、自分も体が小さいので、千代の富士の相撲には憧れます。 Q:今後相撲をやってみたい人へ一言。 A:自分は独学で相撲を行っているので、基礎的な部分で教えられることはあまりないのですが、それでも、楽しさは伝えていきたい。 特に、相撲は力だけではなく様々な技があり、綺麗に決まったときの気持ちよさは言葉では言い表せないくらいです。 こういった楽しさを伝えていって、高千穂の相撲人口を少しでも増やしていけたらと思っています。 Q:来年の抱負は? A:まずは団体戦2連覇を果たしたいのと、今回初出場した青年の部を優勝に導きたいです。 そして、個人戦は昨年3位でしたが、今年は負けてしまいましたので、この雪辱は、来年晴らしたいと思っています。 インタビューにお答え下さった興梠卓也さん、ありがとうございました。そして、出場の皆さま、本当におめでとうございました! ◆◇宮崎県民総合スポーツ祭 結果(2016.6.5)◇◆ ●出場選手  団体戦 青年の部(3名) 先鋒 工藤真也  副将 安在孝之 大将 石渕祐一郎 団体戦 一般の部(3名) 先鋒 興梠卓也  副将 日野公八 大将 堀慎太郎五段 個人の部  工藤真也 石渕祐一郎 興梠卓也 安西孝之 堀慎一郎五段 ●結果  団体戦 青年の部 準優勝 団体戦 一般の部 優勝 個人戦 堀慎太郎五段 準優勝

+++書いた人++++++++++++++++++++++++++++

ミッツノングローブ

北海道からきたパイオニア。

まちづくりグループと仲良くなる仕事をしている。 でも、まちづくりより、飲むことが好きとのうわさあり。

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