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  • シンジンきょくちょー

ビバ! ダックレース (1)


高千穂は棚田百選に選ばれた棚田が3ヶ所もあるほど、今ではどこかしらで田んぼをつくっている。 田んぼは水田というくらいだから、大量の水が必要だ。 田んぼに水を引くのに重要な役割を果たしているのが用水路である。

高千穂は、高千穂峡に代表されるような渓谷の地形。 水はあっても手の届かないようなはるか下を流れている。 そのため、水路の水は、はるか上流から引いているそうだ。

<出典:水土里ネット高千穂>

水路作りの物語はそれだけで、特集記事をいくつもかけるのではというくらい興味をそそられるのだが、いったん高千穂町役場のリンクを紹介しておこう。 ●高千穂土地改良区の歴史 http://www.town-takachiho.jp/industry/agriculture/entry090128335.html

ある程度のお年を召された方に話を聞くと、水路で遊んだり、魚を取ったりと、日常生活と密着していたことがうかがえる。 しかし、今となっては水路が当たり前のものになってしまい、そのありがたみを実感することは少なくなったことはたしかだろう。 そんな水路に、賑わいをとりもどしたい。 そして飛び出した案が、ダックレースだ。 ちなみにダックレースって何って人は、これをみていただくをわかるかな?

(どこの国のどんな人がしてるかは知りません。)

これを高千穂の水路でやってみよう。 きっと、水路の神様も喜んでくれるはず。 これを考え付いたのは、高千穂キャラバンの名誉きょくちょーである小池さん。

そして、実行したのが、町役場につとめる田崎友教さん。

ちなみに田崎友教さんは、高千穂の水路は世界に誇るべきものだとして、現在、高千穂郷・椎葉村の世界農業遺産の認定に向けて、尽力しているキーパーソンでもある。

さて、寒さも厳しくなったとある日。 ダックレースの噂を聞きつけた人たちがやってきた。 今回のコースはこんな感じ

そして、レース前に、水路の歴史について、高千穂土地改良区理事長の田崎耕平さんからお話を伺う。 明治の時代、完全に手作業で、17kmにも及ぶ水路を築いたとのこと。 ありがたいご先祖さまを持ったものだ。 そして、やはり、耕平さんも、子供のころは水路で遊んでいたとのこと。 また、今は、反対に子供には、水路に近づかないようにと言っているそうだ。 でも、今日は大いに楽しもうね。

お勉強をしたところで、いざ、レース本番!!

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