top of page
  • シンジン1号

横断歩道を渡りましょう ウシ編(1)


高千穂町民であれば誰しも、高千穂が和牛の産地であることを知っているであろう。 5年に一度開かれ、和牛のオリンピックといわれる全国和牛能力共進会にて、2大会連続で日本一となった宮崎県チームの主力が生まれ育った地でもある。 高千穂は、和牛の超エリートを育てていることは紛れもない事実といってよい。

◆昔から人とともに

高千穂のウシの歴史は古く、かつてはウシで田畑を耕し、堆肥をつくり、荷物を運んでいた。 ウシは人とともに生き、行動を共にしていたのである。 こんな感じで。

◆でも、あんまり見ないよね 昔も今も高千穂にウシがいることは間違いはない。 しかし、町を歩いていてウシを見かけることはあまりない。 たまに、遠くで鳴き声が聞こえるくらい。 それもそのはず、今は牛舎で飼われるケースが多いからだ。

こんな感じで。

◆ぜひとも、歩いているウシを見たい しかし、探してみると、いるものだ。 現在でも少数ではあるが、放牧でウシを育てておられている農家さんがいる。 これは見に行かない手はないぞ。 レッツ、キャラバ~ン。

◆高千穂で放牧するということ これだけウシがいるのに、放牧がされないのにもわけがある。 決定的な理由は地形だ。 隣の熊本県の阿蘇では、広大な土地があり、そこで放牧されている。 一方、高千穂は急峻な地形であり、放牧に向いているとは正直言えない。 放牧地をいかに確保できるかどうかにかかっているわけだが、放牧地が隣接していない場合、牛を引き連れて転々と移動する必要があるのである。 私が気軽に見たいと思っていた牛が歩いている風景だが、かなりの労力とリスクも伴うのだ。

◆しかし、行かねばならぬ。 労力とリスクが伴うといっても、ウシを放牧した箇所の草がなくなれば、次の草をもとめて行かねばならぬ。 移動することは、牛にとっても結構体力を使う。 だから、移動前は、水分補給してから。

喉を潤したらさて出発。 ちなみに、今回の移動ルートはこんな感じ。

一般道も通れば、そして横断歩道も通るというルート。 しかし、行かねばならぬ。 いざ、出発。

閲覧数:45回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page