山奥コーヒーハイキングしよう!(2)
- キョクチョー
- 2014年8月29日
- 読了時間: 3分
分け入っても分け入っても
出発そうそう、ばあちゃんに不安をあおられたが、何とも穏やかな道が続く。 向山地区は町内でも山深い地区の一つで、道も山肌に沿ってくねくねと曲がりくねっている。 車で来た場合には、道幅の細さも相まって、運転技術が問われるが 歩きならば何の問題もない。のびのびとしたものである。

まさに分け入っても分け入っても山。

道端ではお地蔵さんや蜂の巣箱などをよく見かける。
着いたらどうやってコーヒーを淹れるかだの、早くパン食べたいだのとしゃべっていると まずは秋元集落に到着した。

秋元集落入口。水車小屋が目印。
山道を歩いていると急に家並みが見え、視界が開けるので、ちょっとワクワクするポイントである。 この時点で、秋元神社まではあと2.5kmほど。 意気揚々と歩いてきた我々は、ここで若干あれっと思っていた。 まだ半分も来てないのか、と。 こんな甘えたことを考えていた我々は、秋元の自然をなめていたと言わざるを得ない。
傾斜7度の試練
秋元集落に入り、秋元川を越えたところから道はやや傾斜をつけながら登っていく。 右側には秋元川の清流が流れ、ざあざあという川のせせらぎが耳に心地よい。


こちら、長九郎岩。なんでも長九郎さんという武人が修行をした場所だそうな。 そんな長九郎さんの心意気もむなしく、このあたりから徐々に疲れが見え始めるメンバーたち。 石けりや傘ゴルフなど、行動が小学生男子化してくる。

栗もたくさん落ちてる秋元。傘ゴルフの餌食に。 それもそのはず、この辺の道の傾斜は基本7度。 たまに12度くらいのところもあって、地味に体力を削ってくる。

うーん、12度ですね。
ゆるゆる散歩でもしよう、くらいの覚悟でやってきた我々は、 ようやくこれがちょっとした登山であることに気づくのである。 スタート地点のばあちゃんの「あらーそりゃ大変だ」が頭の中にこだまする。 と、その時、後ろから来た一台の車が我々の隣に華麗に停車した。 「秋元神社まで行かれるんですか?乗っていきます?」 はああー!!なんて優しいー!! 我々を見てすぐさま神社へ向かっていることを見抜き、乗せるとまで言っていただけるとは! ハートフルすぎて汗が染みていた眼にさらに涙が。 しかし、さすがに我々も分かっていた。 いくらきついと言ったって、若者が5.4kmを歩きとおせずに車に乗っけてもらったとあれば 情けなくて神社で神様に顔向けできない。 ありがとうございますを連呼して、辞退した。

「正直、乗りたかったよね。」「正直言うとね。」 たるんだことを言ってるんじゃない。 頑張れ、若き肉体よ。

あと200m!

ラストスパート!