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川を歩けば――神代川編(1)

  • まどごん
  • 2014年6月25日
  • 読了時間: 3分

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鳥のさえずり、とか 森のざわめき、とか 狼のとおぼえ、とか マダニ怖い、とか。 自然を感じるキーワードはたくさんあるけれど今回は 「川のせせらぎ」の話である。 今回の執筆協力は、 高千穂キャラバンのニューフェイス、特派員・まどごん。 彼女とともに川をさかのぼって見つけたものとはいったい何なのか――。 せせらぎを想像しながらご覧ください。

神の代の川と書いて「じんだいがわ」

ちょうど一年前の昨年6月、新校舎に生まれ変った高千穂小学校。 私の母校であるこの 小学校の校歌は「♪神代川の清き水~♪」のフレーズで始まる。

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ピッカピカの新校舎。 「あぁ、懐かしいな」と感じる響きだが、私は思う。 「神代川って、そんなに清い流れの川だっけ??」と。 小学生当時から、神代川が校歌となってまで残すほどの清い川なのか、 不思議に思っていた。 そこで今回、神代川のどの辺が清いのか、調査してみることにしたのである。 まずは神代川の概要を見てみよう。 地図でいうと下図の部分。

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これを

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拡大して

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ココ!コレ! 町役場などが建つ町の中心部を、南北に走る。 流れの方向は北から南。地図でいえば上から下。 三田井・浅ヶ部(あさかべ)地区を水源として、端は五ヶ瀬川に流入している。 流路延長3.0kmとのことである。 さて、そこに川があるなら、さかのぼってみたい思うのが鮭の心というもの。 私はその気持ちを代弁するように、神代川をさかのぼってみることにした。

Let's feel 鮭気分.

さかのぼるためにはまず、 神代川が五ヶ瀬川に流入している地点を見つける必要がある。 地図を見ながら、探し回る。 高千穂町の川 は、渓谷と呼べるほど深く切れ込んでいるものが多い。 道の上からでは川面が見えないことなど、ざらにある。 音はしても姿は見えず、という状態なので、地元の川であっても 「そういえばこの川、どこを通ってどこに流れていってるんだっけ?」なんてことが起こる。

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本当はこの下に川が流れているんです。 案の定、流入地点を探すのに苦労したがようやくたどり着いた。

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断崖絶壁から流れ落ちる滝。 音の谷の滝。これが神代川の流入地点! ここからようやく、さかのぼりの旅が始まる。

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まずはさっきの断崖の上に登る。 真ん中に小さく見えているのが五ヶ瀬川。 滝は見えないけど、左下のほうにある。 もちろんロッククライミングをしたわけではなくて 町中をずっと、ぐるっと迂回してようやく上に登ることができる。 ここから、県道237号線沿いに北上していく。 神代川を左手に「感じながら」走るが、しばらくその姿を見ることはできない。 ファーストコンタクトは、町の中心部に差し掛かったあたりにある「松能橋」で起こる。

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This is 松能橋.

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わあ~川面だ~! わあ~川面だ~!という声が出てしまうくらい、ずっと川面が見えなかったのである。 もはやありがたみすら感じる。拝みたくなる。 「“清き水”ってこういうこと――?」と一瞬考えてしまうが、それは違う。 その正体は、次章で明らかになる。

 
 
 
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